小麦ヌーヴォーについて

“北海道小麦ヌーヴォー”を通じて「育てる人・つくる人・食べる人」がつながり、対話を重ね、お互いの理解を深めることでそれぞれの立場を尊重したより良い「生産・製造流通・消費」の形を創ることを目的として活動しています。それは持続可能な農業や豊かな食文化を未来に継いでいくことにもつながります。

“北海道小麦ヌーヴォー”はこのような想いに少しでも共感いただけた方なら、どんな方でも参加できます。「あなたも“北海道小麦ヌーヴォー”でつながりませんか?」

2023年度の解禁日は10月14日です!

小麦があなたに届くまで(動画)

小麦が育ち、全国のお店に届けられる。1年の流れを動画で紹介します。

生産者と消費者のつながりをつくる架け橋となる

尊重のあるより良い生産・製造・流通・消費の実現のために

“北海道小麦ヌーヴォー”は、畑で小麦を「育てる人」、パンやお菓子を「つくる人」、そしてそれらに感謝の気持ちを込めて「食べる人」、みんなが新小麦の収穫を共に祝い、共に味わうことで小麦が農産物であること、その年によって味や品質に違いがあること、そして小麦にも旬があるということを感じてもらいたいと思っています。

穫れたての北海道産小麦を旬とともに味わう

年に一度、北海道産小麦のパンをいつもより、もっとおいしく

収穫したての「ヌーヴォー小麦を通じて、育てる人、つくる人、食べる人がつながり、ヌーヴォー小麦の美味しさを広める活動」です。
育てる人とつくる人が出会って産地のことや小麦の生育を実際に感じ、一緒になってヌーヴォーパンをつくります。そして秋の解禁日に、全国のベーカリーでヌーヴォーパンが販売され食卓へ届きます。

「より安全」な小麦パンを安心と共に消費者に届ける

原料小麦は「いつ、どこで、誰が、どのように」つくったものか分かります

「安心・安全」というキーワードを基に、北海道産小麦の安全性を伝えること、そしてパン屋さんと共に「より安全で健康なパン」を消費者の皆様へ提案していきます。
※ポストハーベスト不使用、燻蒸処理をしていない原料を使用しています

第三世代の十勝産小麦粉で世界品質のパンづくりを

「ゆめちから」「はるきらり」などの新品種の登場により圧倒的な製パン性の向上に

既存品種との組み合わせにより、世界に類のない味、香りを表現。より美味しいパンがリテイルベーカリーの発展につながることを願って。
品種の多様化によって生まれた新品種を「第三世代小麦」と呼びます。新品種「ゆめちから」「はるきらり」「きたほなみ」の特徴を活かし、ブレンドすることで高品質で製パン性の高い小麦粉を目指しております。
また、「第三世代小麦」は加工適正だけでなく生産地での栽培面も優れています。それによって安定的な小麦生産、そして安定供給を目指しています。

小麦を通じて、三位一体でつながる

生産と製造流通と消費が向き合い、対話し、相互理解を深め、共に活動していく

この3者のつながりに関わった多くの人たちそれぞれが何かを感じ、自ら主体的に行動に移しました。そこには自分のためだけではない、誰かのために何かをしたいという気持ちと尊重のあるつながりが自然と生まれました。そこには人と人のつながりだけでなく、自然とのつながりや社会とのつながりも生まれました。

このようなつながりがもっと広がっていけば、地域や社会はどんどん明るいものになっていく気がします。自分だけのためでなく、さらには自分が住んでいる“ここ”だけでなく、自分が生きている“今”だけでなく、ずっと先の未来の子どもたちの笑顔が溢れる世界のイメージを少しでも多くの人たちと共有して、無理なく、自然により良い方向に進んでいくことが北海道小麦ヌーヴォーの今後の方向性であり、目的です。1人だけでできる行動は本当に小さいです。でもどこまでも大きく“想う”ことはできます。その想いは人につながり、大きな行動へと広がっていきます。まずは1人1人が“想う”ことからで良いような気がします。まずは今まで同様、そして今まで以上に生産と製造流通と消費が向き合い、対話し、相互理解を深め、共に活動していくこと、そこから生まれる尊重のあるつながりを大きくしていく結果がみんなでよりよい社会に向かえる第一歩だと思っています。

大人だけでなく、これからを生きていく子どもたちも一緒に、さらに先の未来の子どもたちの世界を想って今年1年またできることを1つずつ考え、行動していきたいと思います。

北海道小麦ヌーヴォーに参加しよう!