とかち小麦ヌーヴォー2016にご参加いただいた皆様へ

拝啓

今年も残すところあと僅かとなりました。皆様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。

おかげさまで今年もたくさんの方々に支えられ「とかち小麦ヌーヴォー2016」を無事終えることができましたこと、委員会スタッフ共々心より感謝申し上げます。

さて今年は種まきから5月までは、昨年の大豊作年に並ぶほどの順調な生育の中、大きな期待を寄せて収穫の時を待っておりました。

しかし6月より続いた長雨による日照不足は小麦の開花時期、登熟期の生育に大きな影響を与えました。また一番恐れていた収穫期前後の長雨により「キタノカオリ」など一部の品種についてはほぼ全滅、それ以外の品種も穂発芽が多発し、過去に例のないほどの不作に見舞われました。

また農業は小麦だけでは成り立ちません。豆、馬鈴薯、ビートなどその他の作物との輪作体系により支えられています。そのような中、小麦の収穫後には、かつてない台風の被害に農業だけでなく、あらゆる産業に大きな打撃を与えました。

そして作業は遅れに遅れ、来年の小麦の播種も十分に進めることはできず、他の農作業も終えることができぬまま、農家さんたちは四苦八苦しておりましたところに、とどめの大雪が例年より随分早い11月初旬に降り、多くの作業を中断せざるを得ない状況となりました。

このように挙げればきりがないほど今年の生産地は大変な苦労と試練の連続でした。それでも「自然には逆らえない」「みんな同じように苦労しているから」「他の人たちの被害に比べたら」「こう言ったときこそ皆で支え合って乗り越えなくてはならない」と現状を嘆くよりも、前向きに苦境を乗り越えようとされる農家の皆さんの姿勢に心を打たれました。

また本年は十勝産小麦100%での供給が困難となり、一部十勝産を除く北海道産小麦を使用することになりました。参加店の皆さんにとって予定していた商品が供給されない事に対しての抵抗があるのでは無いかと思いましたが、多くのパン屋さんが供給ができなくなったことの問題を伝えた第一声が自らの心配ではなく、農家さんの心配をしてくれたことでした。「こっちは何とかするから心配しないでほしい」という言葉をたくさんのパン屋さんからいただきました。そして産地に足を運んでくれているパン屋さんたちは個別で顔見知りの農家さんに電話をかけて労いの言葉をかけてくださりました。その小麦で試作をしてくれたパン屋さんたちがいち早くに問題なくパンがつくれることについて、今年の小麦の良さについて連絡をしてくれたり、その情報を発信していただけたことに何より救われた気持ちになりました。それは農家さんたちにとってもとても大きな励みとなりました。

3年間、迷いながらも手探りでこの取り組みを続けてきた中、今年のような本当に大変な年にこそ取り組みの本質が問われ、そこには表面的ではない、本当のつながりが生まれていたことが何にも代えることができない最大の収穫だったと思います。そしてこの取り組みを今後も継続させていくための大きな力と希望をいただきました。

今後も益々産地と消費地の相互理解を深め、より良い生産・製造流通・消費のつながりをつくっていきたいと思います。

とかち小麦ヌーヴォーは単なるイベントではなく、三者が自然の試練と恩恵の中で苦楽を共にし、収穫を祝い、感謝とともに頂く、それが私たちにとって皆さんと共有していきたい新しい豊かさのある価値だと思っております。

今後ともとかち小麦ヌーヴォーをご支援、ご協力いただけますようよろしくお願い申し上げます。

敬具

小麦ヌーヴォー実行委員会実行委員長 伊藤英拓


NEWS

とかち小麦ヌーヴォースタンプラリー2017当選発表

2017年11月15日 - スタンプラリー当選発表

とかち小麦ヌーヴォー2017スタンプラリー開催期間終了のお知らせ

2017年11月1日 - スタンプラリーが10/31をもちまして終了いたしました

スタンプラリー期間間もなく終了

2017年10月28日 - 10月31日(火)をもちましてスタンプラリーの開催期間が終了いたします。

今年も「とかち小麦ヌーヴォー解禁祭」を開催します。

2017年9月6日 - 日にち: 9月23日(祝日) 会場: 帯広競馬場

十勝小麦を学ぶツアー

2017年4月18日 - 今年もツアーを開催します。
とかち小麦ヌーヴォー2017ロゴ

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