2017年度レポート | とかち小麦ヌーヴォー

2017年度レポート

小麦ヌーヴォー2017を終えて

今年も残すところあと僅かとなりました。皆様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
おかげさまで今年もたくさんの方々に支えられ「とかち小麦ヌーヴォー2017」を無事終えることができました。
委員会スタッフ共々心より感謝申し上げます。

さて、昨年は小麦は収穫期の長雨、その後の台風により小麦以外の農産物も含め、農業を基幹産業とする十勝は甚大な被害を受けました。また今年に収穫する小麦の種まき(今年収穫する小麦は前年の秋に蒔く)にも影響を与えました。生産者さんたちの強い意思、そして消費地の皆さまの応援もあり、今年はなんとかその大きな苦境を乗り越えることができました。春先から小麦は順調に生育し、開花時期、収穫時期の好天にも助けられ品質、収穫量ともに豊作となりました。収穫を終えた生産者さんの“笑顔以上にほっと安堵した表情”が強く印象に残っています。そして今年はベーカリーの皆さんに高品質な小麦粉をお届けすることができたことを本当に嬉しく思っています。そして消費者の皆さまからも今年も数百件に上る産地を応援してくださる声、感謝の声が届きました。

小麦ヌーヴォーは今年で4年目となりましたが、年を重ねるごとに、「育てる人」「つくる人」「食べる人」のつながりが深まっていくのを感じます。時には互いに厳しい意見を伝え合い相互理解を深め、時には互いを尊重して助け合い、「食べる人」にとってより良いものづくりに向かって進んできました。とかち小麦ヌーヴォーは、そういった互いの尊重と相互理解の深まりに合わせてさらなる進化を遂げてゆきたいと思っております。

「育てる人」「つくる人」「食べる人」すべての人たちが生活者でもあります。三位一体となってみんなが幸せに、より豊かになる取り組みへと発展させてゆきたいと思っております。その具体的な方針として「健康」というテーマを掲げ、節目となる“とかち小麦ヌーヴォーの5年目”を迎えたいと思っております。

より安心安全な小麦の生産、より心と体が喜ぶような健康パンづくり、そしてその対価を支える消費者の立場としての理解と選択、ヌーヴォー小麦を通じて「育てる人」「つくる人」「食べる人」が一体となって、たくさんの人たちの健康的な食生活の基盤を皆さんと築いていきたく思っております。
今後とも、とかち小麦ヌーヴォーをご支援、ご協力いただけますよう何卒よろしくお願い申し上げます。

敬具


小麦ヌーヴォー実行委員会
実行委員長 伊藤英拓

栽培生育

2016年の台風の影響により秋まき小麦の播種が遅れ更に気温も低く生育にも遅れが生じ、更なる追い打ちの例年より早い降雪。病害対策も適期に出来ない畑もありました。雪解け以降は天候に恵まれ生育は順調。収穫が始まってみると品質も良く十勝全体で豊作となりました。

小麦ツアー

2017年7月5日~7日の2泊3日で開催。収穫間近の小麦畑を小麦生産者さんと見学し、小麦の勉強会では製パン講習会を実施。小麦畑を目の前にして朝食を摂り、小麦が主役のツアーとなりました。

収穫
収穫
収穫
製粉

7/25日過ぎには秋まき小麦の収穫最盛期となり、収穫適期を逃さぬよう早朝から夜遅くまで作業は続きます。ヌーヴォー小麦粉になる小麦を優先し選別、製粉とフル稼働です。

収穫祭

9/23(土)帯広競馬場にてとかち小麦ヌーヴォー解禁祭りを開催!秋分の日、秋の実りに感謝し育てる人、つくる人、食べる人大勢でヌーヴォーパンで乾杯をしました。ヌーヴォー小麦を使った生地でピザを作る、ますやパンピザ教室も同時開催。

お店の様子
お店の様子
お店の様子

全国300店舗以上が今年も参加下さり、全国各地で十勝産小麦が解禁日と共に販売されました。
「香りがとても良く、子供達もあっという間に食べてしまいました!!応援しています。」 「お菓子を作る際は、必ず道産の小麦粉を使ってます」「新麦収穫、おめでとうございます!この時期を待ち遠しく楽しみにしていました」という声も沢山届いています。

それぞれの小麦ヌーヴォー2017

2017年度 参加店紹介

北海道東北エリア関東エリア東京・首都圏中部・東海エリア関西エリア中国・四国エリア九州・沖縄エリア

2017年度も、たくさんのお店がとかち小麦ヌーヴォーに参加しました。


2017年度 寄せられたメッセージを紹介します

食べる人からのメッセージ を見る


はじまりのごあいさつ

とかち小麦ヌーヴォー2017が始まります。

皆さんこんにちは。小麦ヌーヴォー委員会の遠藤です。
“とかち小麦ヌーヴォー”は今年4年目を迎えます。これまで“とかち小麦ヌーヴォー”を通じて生産者と製造流通と消費者が一体となって取り組んできました。昨年、十勝産小麦は生育期の天候不順や収穫時期の降雨により過去に無いほどの品質、収量の低下に見舞われました。そのため本来は原料小麦産地を十勝産での商品の出荷を予定しておりましたが、最低限の品質を確保出来ないと判断に至り、やむをえず一部原料小麦産地を北海道産へ変更し出荷をさせて頂きました。
ご参加店の皆様、各流通お取引様、そして消費者の皆様には多大なご理解を頂き誠にありがとうございました。 

とかち小麦ヌーヴォーでは、今後もその年に獲れた新小麦を味わってもらうことで小麦が農産物であること、その年の生産地の状況を伝えることで味や品質に違いがあること、そして小麦にも旬があるということを感じてもらいたいという生産地の想いを消費地に伝えていきたいと思っています。
昨年は小麦収穫時期の降雨により十勝産キタノカオリは穂発芽の影響により壊滅的な状態になりました。しかし「育てる人・つくる人・食べる人」がつながり、直接対話を重ね、相互理解を深めることで昨年キタノカオリを作付けしていただいた小麦生産者さんより「今年のキタノカオリは雨で全滅だったけど、求められているなら今年も作るよ」とほぼ全滅したのにも関わらず、キタノカオリの小麦生産者の皆さんは2017へ向けてすでにキタノカオリの種まきを終えています。とかち小麦ヌーヴォーは「育てる人・つくる人・食べる人」の架け橋となって「より良い生産・製造流通・消費」の形を創っていきたいと思っております。

そして、最近では北海道でも多くの小麦品種の栽培が行われております。小麦の多品種化により北海道産小麦の品質や加工適正は飛躍的に向上して参りました。私たち小麦ヌーヴォー委員会ではこの多品種化によって産まれた新品種を「第三世代小麦」と呼んでおります。
第三世代小麦とは従来の単品種による利用では無く、新品種「ゆめちから」「はるきらり」「きたほなみ」それぞれの小麦品種の特徴を活かし、ブレンドすることで高品質で製パン性の高い小麦粉を目指しております。またそのブレンドに既存品種の「キタノカオリ」や「ホクシン」が加わることでさらに可能性が広がります。
また、「第三世代小麦」は加工適性だけではなく生産地での栽培面も優れています。それによって安定的な小麦生産、そして安定供給を目指します。
また、今年は「安心・安全」というキーワードを基に、北海道産小麦の安全性を伝えること、そしてパン屋さんと共に「より安心で健康的なパン」を消費者の皆さまへ提案していきたいと思います。

最後に、今年もまたより多くの方に“とかち小麦ヌーヴォー”ご参加してほしいと願っております。

 

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小麦ヌーヴォー委員会 遠藤

とかち小麦ヌーヴォー2017ロゴ

小麦ヌーヴォー実行委員会

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